あるAnonymous Coward 曰く、 米Google傘下のPostiniの調査によると、スパム・メールの量がMcColo閉鎖以前の水準に戻ってしまっているとのこと(CNET Japan、ITpro、/.本家記事より)。 スパム業者が利用していた米国のホスティング事業者、McColoの上流接続が遮断されたのは昨年11月。閉鎖直後はスパムメール流通量が75%も減ったが、2009年第一四半期ではスパム・メールの量が1日平均1.2%増加し、過去最高であった2008年第一四半期の平均1.0%増を上回ったとのこと。そして2009年3月前半には、1週間の平均スパム流通量は昨年11月以前の水準にまで戻ってしまったらしいです。 厳しい経済状況を反映し、スパム・メールの題材には景気や金融、人員削減や履歴書作成などが目立つ。また、新たな手口として、災害などの偽ニュースを装ってサイトに誘導することでユーザーの居住地を割り出し、都市名等をユーザーに合わせてカスタマイズした「ロケーション・スパム」が出現しているとのこと。 また、McColoのケースのようなISP閉鎖に対抗するため、C&Cサーバからボットを操る形態ではなく、P2P通信を利用するなどの技術革新も見られるそうだそうです。げー、パワーアップしてるじゃん……(ウンザリ)。 すべて読むITセクションspam 関連ストーリー: spam は滅びぬ! 何度でもよみがえるさ 2008年12月04日 迷惑メールはもとから断たなきゃダメ! 2008年11月17日
いやー知らなかった。
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