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核弾頭の製造方法が分からなくなり、米国でトライデントミサイル再整備計画が停滞

あるAnonymous Coward 曰く、 米国で老朽化したW76核弾頭を再整備する計画を進めているが、その一部の製造方法が分からなくなり、計画が滞っているとのこと(本家/.より)。 米国家核安全保障局によると、コードネーム「Fogbank」で呼ばれる問題の物質の製造方法は厳重な機密事項とされ記録はほとんど残っていない。しかも80年代にその製造に携わった者はほぼ皆退職したり組織を離れてしまっているそうだ。 「Fogbank」が何を指すのかはよく分かっていないが、一部の専門家らはトライデントミサイルの熱核弾頭の、核分裂と核融合の段階の間で使われる発泡体ではないかとみている。また、当局によるとFogbankの製造には「引火性が非常に高く」かつ「爆発性の高い」洗浄溶剤が使われ、製造プロセスには作業者にとって危険な「有害物質」の取り扱いが含まれるという。 この中断により、W76再整備計画は少なくとも1年は遅れ、6900万ドル余計にかかるとみられているそうだ。また英国でも「UK Trident programme」という米国の計画に密接した計画が行われており、大きな影響を受けるとみられている。

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